カーボンフットプリントとは

カーボンフットプリントとは、商品のライフサイクル全体を通して排出される温室効果ガス排出量を二酸化炭素CO2に換算したものです。

カーボンフットプリントの発祥はイギリスで、PAS2050と呼ばれるカーボンフットプリントの規格を創設しました。

 

カーボンフットプリントの目的は次の2つです。(CFPプログラムより引用)

1. 事業者と消費者の間でCO2排出量削減行動に関する「気づき」を共有し、「見える化」された情報を用いて、事業者がサプライチェーンを構成する企業間で協力して更なるCO2排出量削減を推進すること

 

2. 「見える化」された情報を用いて、消費者がより低炭素な消費生活へ自ら変革していくこと

カーボンフットプリントは二酸化炭素CO2などの温室効果ガスが見える化されるため、脱炭素化・カーボンニュートラルに大きく貢献することができます。

日本ではカーボンフットプリントコミュニケーションプログラム(CFPプログラム)が2012年4月に設立され、カーボンフットプリントの申請、算定、認証が始まりました。

 

カーボンフットプリントを算出し、削減率が明記されている商品をCFP宣言認定製品と呼びます。

CFP宣言認定製品となったものはCFPマークが付与され、そのマークを商品に表示することが可能です。

 

カーボンフットプリントの認証を受けるためのステップは次の通りです。

1. 製品ごとのカーボンフットプリントの算定・宣言に関するルールとなる「カーボンフットプリント製品種別基準 (CFP-PCR:Carbon footprint of a Product- Product Category Rule)」を策定し、CFP-PCRの認定を受ける

 

2. CFP-PCRに基づいてCFPを計算する 3. 算定結果の検証を受け、CFPマーク使用許諾契約を行う

日本でのカーボンフットプリントは計算のコストに対して効果が低いと言われている点が課題です。

CFPマークは日本の消費者に浸透しておらず、CFPマークがついているからといって購入に繋がっていない状況です。

脱炭素社会を実現する為には政府や大企業からのトップダウン施策にとどまらず、消費者を巻き込むことも重要であるため、今後の浸透が望まれます。